4人でチャイニーズを食べに行ったのですが、
みんなでいろいろ試してみたいからいくつかメインディッシュを頼んで、
皆でシェアしようという話になりました。
そしたら一人が言ったのです。そんな風にして食べるのは久しぶりだと。
彼女の旦那様がアメリカ人なのですが、家でもシェアはしないと。
確かにアメリカ人は食事をシェアするのが嫌い。
家族で食卓を囲む時も、必ず一人一人別々の大皿が与えられ、
食事はそれぞれの大皿にのせられ食べます。
間違っても日本の家庭のように、「箸をつつき合う」ような
食べ方はないのです。
彼らがレストランに行った時、彼女が「ちょうだい」とお願いすると
アメリカ人のだんな様も分けてくれるそうですが、
皿を彼女に渡して「好きなだけ食べていいよ」という訳ではなく、
彼女の分を取り分けてそれをあげるだけ。
あくまでも彼がオーダーしたものは「彼の物」で、シェアはしない。
笑ってしまうのは、彼女が欲しがるだろうと思うものについては
「追加」注文して、その追加の分は二人で一緒に食べるとか。
でもやっぱり彼のオーダーしたものは彼一人のもの。
文化の違いですね。別にアメリカ人がいじわるという訳ではなく
単に習慣の違い。昔から「自分のプレート」が与えられ食べている訳だから
それがないと不安になっちゃうのでしょうか?
何か日本人としては寂しいですよね、食事をシェアできないって。
「同じ釜の飯を食う」仲になりたくても、アメリカ人には理解不能
日本人の旦那様をもつ友達にこの話をしたら、彼女のところはなんと
回転寿しまで二人で仲良く分けっこ。仲良い〜!のもそうですが、
沢山の種類を食べたいから、2個とも食べていてはそれができないと。
うーん、とても納得。
寿司はご飯ですぐお腹がいっぱいになってしまいますからね。
もちろん、アメリカ人みんながこうだとはいいませんが、
やっぱり習慣は習慣。どちらが良い訳でもなく、悪い訳でもなく。
でも日本生まれ、日本育ちの私としては、
日本式の方を好んでしまいますね〜