今、『欲張りで懲りないアメリカ人』という本を読んでいます。
2009年に出た本なので、ちょっと前の本。
リーマンショック後のアメリカ金融危機だった頃に出た本です。
そこにはアメリカ人の実態が書かれていました!
「平気で嘘をつく」
「けっして謝らない」
「我慢をしない」
そう、身の丈以上の生活をし、毎日がその日暮らし。
もちろん皆が皆、そうという訳ではありませんが、
アメリカに住んでいると、日本の当たり前が当たり前じゃない!
まず、アメリカ人は貯金しません。
貯金額よりも負債額(家のローンを除く、クレジットカードなどの)の方が
多いのが当たり前。平均16000ドル以上の負債だと本には書かれていました。
アメリカ人はクレジットカードをものすごく良く使うので、
クレジットカードの負債が膨れ上がるのも分かるな〜という感じです。
極端な例をあげるとすると、スタバでコーヒー一杯買うのも
クレジットカード。実は私もそのアメリカの習慣に慣れてきてしまい、
どこ行ってもクレジットカードを使ってしまいます。
ただ私は毎月、使った分は全て支払いをしていますが。
アメリカ人はクレジットカードは使うけど、毎月最低金額だけしか
返済しない人も多いので、利子でどんどん膨れ上がっていくのです。
さらに、そういう人達は単純な金利計算もできないので、
カードで買い物をするときも、総返済額ではなく毎月の返済額しか見ず、
どれだけの金利を支払わされているのか理解していないのです!!
怖い!クレジットカードは麻薬だ、と本には書かれていますが、
まさに麻薬だと思います。皆、狂ったように使ってます!!!
そして「即満足しなければ我慢できない」
「待てない、欲しい物は今すぐ欲しい」
のもアメリカ人の典型。良い例がファーストフード、と書かれていて
思わず納得してしまいました。
何度も言いますが、全てのアメリカ人がこう、という訳ではありません。
知り合いには、若い頃から自分の老後のための
積み立てをしている人もいますし。
でも借金まみれの人達が多いのは事実です。
とても興味深い一冊です!