2008年4月30日

接待

日本出張中は、毎晩のように飲み会やお食事会。
お酒を飲まない私には結構辛いものがあるのですが
(お酒を一滴も飲まない理由が理解されず、
断るのにいつも大変!)
今回は貴重な体験ができました。pucca_love_06

接待です。
いや、接待と言うのは間違っているのかもしれない、
親会社の人から受けたのだから。

まず1つ目は、親会社の副社長さんと。
連れて行ってもらったのは、本格懐石料理。
それもおかかえの運転手さんが
会社からそこまで連れて行ってくれて。
その副社長さん、毎日その運転手さんに
送り迎えしてもらっているのだとか。
今までテレビでしかお目にかからなかったものに
自分が乗ってしまいました。
もう2度とないでしょう。。。mrgreen

2つ目は営業の方々と。
営業マンとのお食事会は、違いました。
お店もかなり高級なところだったのですが、
それより何より、『営業マンのあり方』を
見せ付けられました。
行動がすばやい!
食べ物、飲み物をすばやくオーダーしてくれる。
必要なものがないか、逐一チェックしてくれる。
請求書なんてテーブルまで来ないのです。
それが来る前にセールスマン自ら払いに行ってしまうのです。
もちろん私達は一銭も払わず。wink
そして帰りはタクシーを拾ってくれて、
ささっとタクシー券を出してくれる。
こんな対応、初めてです。
驚きました。
(↑接待を受ける、というのはこういう事なのか?)
私には絶対営業は無理ですね。そこまで気が利かないです。

何にしても、もう2度と出来ないであろう、貴重な体験でしたpucca_love_10

同期

日本の本社に行ったときに
『同期』
という言葉をよく耳にしました。

”○○部の××さんは私と同期なんです”
とか
”私と同期の方がつい最近亡くなったんです”
とか。

もちろん『同期』の意味はよく知っていますが、
実は使ったことがないような。surprised
アメリカにいると、そういった言葉は使わないし
実際に英訳するとしても当てはまる単語がないです。
言うとしたらそのまま
”同じ年に入社した人”というしかない。。。

ここでは同僚の卒業年度なんて知る由もない!
し、どこの大学に行ったのかも知らないことが多いです。
なので日本であれだけ「同期」という言葉が
頻繁に使われているのは、不思議な感じでした。
「同期」というグループに所属していることで
安心感とかできて、結束力も高まるのかな?!

2008年4月28日

コネと学歴の社会、アメリカ

日本へ出張した時期が4月だったため、
ちょうど新人研修を行っているところでした。

そこで『就職活動』についての話題になったのですが、
「アメリカほどコネと学歴重視なところはない」
と言われました。pucca_love_14

アメリカに住んでいますが、実は今まで
あまりそれを感じたことがなかった。。。

でも言われてみれば。。。

例えば学歴によって初任給が大違い。
学卒で入社し、働き始めて5年目になる同僚が
つい最近こぼしていました。
修士号を持つ方が今年新しく入ってきたそうですが、
その初任給が、彼女の今の給料よりもずっと高いとか。
バカらしくてやっていられないと。

また、会社の応募用紙の質問の1つに
”弊社で働いている親戚・友人はいますか?”
なんていう項目があることが多いらしい。
まさに、コネさえあれば雇ってもらえる確立

実力さえあれば、才能さえあれば
道は開かれる、と信じていましたが、
アメリカでは無理ということ?!
その点で言えば、日本のほうが
よっぽと実力社会だと、今更ながら
感じてしまいました。。。surprised

初オペラ


週末、オペラを観に行きました。ナマで。
と言いたいですが、生は生でも衛星中継で。

NYにあるメトロポリタンオペラ。
このオペラ歌劇場がさらに多くの人にオペラを観て貰いたい、
という事から、
Live in HDMETライブビューイング)」
というプログラムが始められました。
これは何なのかと言うと、生のオペラを衛星を通して
北米、ヨーロッパ、日本の映画館に流すという企画。

”その場”で観る事は出来なくても、ライブのオペラ。
そして$20そこそこで見られるというお手軽さ。
さらに、歌劇場では見られない舞台裏や、
公演中にメインキャストの生インタビューもあったりheart

今週末は、2007-08シーズンラストであった
ドニゼッティ『連隊の娘』。
メトロポリタンオペラに勤める友達から
「すごく面白いからぜひ観て」と薦められて行って来ました。
そしてその友達の言うとおり、ものすごく良かったthumbsup

ミュージカルは今までに何回も観に行ったことがありますが、
オペラもなかなか良いです。
私の場合、もとからクラシック音楽好きなので
だからオペラも気に入ったのかもしれませんが。

NYまで行かなくても本格オペラが手軽に観れるこの企画、
とても気に入りました。
次回のシーズンも観に行きます。

ちなみに、時差の関係で日本では生中継ではないようです。
録画されたものを流すようです、残念ながら。



2008年4月24日

ダライ・ラマ14世

ダライ・ラマ14世のセミナーに行ってきました。
チベット仏教徒ではないのですが、仏教も元をただせばヒンズー教。信ずるものは同じ、ということで。
(写真:デトロイトプリープレス紙より)

TVで見るダライ・ラマのインタビューは全て英語なので、今回も英語で話してくれるのかと思いきや、ところどころ英語で、それ以外はチベット語。通訳の人が訳してくれるのですが、チベット仏教に関しての知識の薄い私には専門用語の意味がちんぷんかんぷん。特に経典の説明のあたり。

それでも行って良かったと思うのは、ダライ・ラマ14世を実際に見て感じることができたから。なぜあれだけ多くの人から慕われているのか、その理由が分かったような気がします。さすが、

”観音菩薩の化身だと信じられている”

だけあるなぁと。

経典の説明は分かりませんでしたが、その他の部分で一番心に残った教え、それは

”自分の生まれ育った宗教を大切に”

という教え。個人的に別の宗教に従っても良いかもしれませんが、その社会の中で生きていくうえで、伝統や慣習などを大切にすることは個人の平穏のためにも良いことだということ(?)(←これは私の勝手な解釈)

今の自分は仏教徒ではないけれども、自分の持って生まれた宗教はやっぱり大切にしていきたい、と改めて思わせてくれたセミナーでした。star

2008年4月22日

Generating the Mind for Enlightenment

*This is a personal note...

Handout from Dalai Lama seminar
Recite the following verses and reflect upon the meaning of the words, while trying to enhance their altruism and compassion.

With a wish to free all beings
I shall always go for refuge
to the Buddha, Dharma, and Sangha
until I reach full enlightenment.

Enthused by wisdom and compassion,
today in the Buddha's presence
I generate the Mind of Full Awakening
for the benefit of all sentient beings.

As long as space endures,
as long as sentient beings remain,
until then, may I too remain
and dispel the miseries of the world.

2008年4月19日

勝ち組、負け組

つい最近、日本の出張から帰ってきたばかり。
日本にある本社に行っていたのだが、
カルチャーショックもどきの事をいくつも体験。
いろいろ感じた事を1つ1つ書いていこうと。。。

出張に行った部署に
新しく派遣(男性)の方が入っていた。
工学部の院卒。派遣歴が長いらしい。
正直、まず驚いたeek
そんな専門職の派遣もいるのかと。
アメリカでは普通だけど、日本にはいないのかと
勝手に思っていた)

そしてさらに驚いたのは、
国内でもかなり有名な国立大の卒。
なんでそんな学歴を持ちながら、派遣?shrug
(↑これって偏見?高い学歴を持った人が
派遣をしたからって、そういう選択をする人も
いるのか?でもこの人の場合、明らかに
正社員として働きたがっていた。。。)


さらに偶然にも、アメリカにある工場に
駐在で来ている工場長の方と、実は同級生。
同じ大学院の研究室にいたらしい。

全く同じ学歴を持ちながら、
一人は工場長としてアメリカに送られ、
そしてもう一人は派遣。
”勝ち組、負け組”をもろに目の当たりに
した感じ。

これってやっぱり、学歴よりも
個人の”能力”によるってことか。。。

日本って学歴社会かと思いきや、実は実力社会。
アメリカの方がずっとずっと学歴社会らしい。
この事についてのポストは
また別の機会に。。。

2008年4月18日

Update

Since the last post, almost 2 months passed... pucca_love_14
the reason is... I went to Japan in March, then in April.
Twice in 2 months. It was a hustle.
but now I'm ready to get back to blog! (or hopefully I can blog as much as I want smile)
While I was in Japan, I experienced many things that I wanted to write about but since I was quite busy there, I just took a note of it.

For next week or two, I will find some time so finally I can write about my experiences in Japan!