さだまさしさんの「アントキノイノチ」という本を
友達から借り、読みました。
とても感銘を受けました。久しぶりに。
主人公が心の病にかかり、高校を中退、
その後遺品整理の仕事を紹介され、
そこで出会う人々に心を癒されていくという物語。
主人公を優しく見守るお父さん、遺品整理の仕事場の人たちや
居酒屋のゆきちゃんに励まされながら、
また生きようと決心する主人公。
さださんの描写は的確で、どっぷりその世界にのめりこみました。
最近は滅多に本を買わない・読まない生活でした。
ミシガンに来た当初は生意気にも、「英語の本しか読まない!」
と言って英語の本ばかり。
ここ何年かは日本語の本も読んでいましたが、
ずっとノンフィクションばかりでした。
なので日本語のフィクションは10年以上ぶり!
はじめは読みきれるかしら?と心配でしたが、
そんな心配は無用でした。
ちなみに、恥ずかしながら、私は今回の本で初めて
さだまさしさんが小説家でもあったことを知りました!
さだまさしというと、『北の国から』を思い出します。。。
懐かしいな。。。
4 コメント:
「アントキノイノチ」・・・
日本には「アントキノイノキ」と言う芸人さんがいます。
この小説のタイトルを初めて見た時はこれシャレだなと思いました。
でも映画もあったんですが全然ふざけた内容じゃなさそう
だったので何故このタイトル何だろう?と不思議でした。
さださんの小説は映画になってるのも沢山あるんですよ。
rickiyoさん、芸人さんがいたんですね。きちんと意味ある言葉なので、なぜそんな名をつけたのかは不明ですね。本と映画から取った、それだけなのかな?覚えやすいし。さださんは他にも良い本を書いてるようですね。いつか読みたいと思ってます!
芸人さんの方が先でアントニオ・イノキの物まね芸人なので・・・
なので、さださんは落研出身だからシャレなのかな?って思いました。
でも、凄く深い意味なんでしょうね。
才能のある方ですよね。
rickiyoさん、芸人さんの方が先だったのですか。失礼なことを言ってしまいました。さださんが真似したんですね。
本の中では、流産した子を振り返る時に「あのときの生命」と言っていて、それを早口でいうとプロレスラーの名前になっちゃうんだよ、というような台詞でした。
さださんの他の本を読むのが楽しみになりました!
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