オフィスのクリスマスパーティーで
「部対抗腕相撲大会」
をやるかもしれない、ということが社内で広まり、
(口を割ったのは私か?!)
それについて、私が予想もしなかった意見が
飛び出してきました。
それは
「真面目にはやらない」
「誰かが傷つくかもしれない」
と。
真面目にはやらない、と言うか、
真面目には出来ない、と。
なぜかと言うと、自分より目上の人や立場が上の人には
絶対に勝ってはいけない、と。
これ、上下関係に厳しい日本人の意見かと思いきや
なんとアメリカ人の意見。いくら社外とは言っても
やっぱりそれは出来ないそうです。
気心の知れた人通しなら問題ないかと思いますが、
ただ一緒に働いているだけでは絶対にダメ。
だから真面目にやっているふりをして
でも最後にはわざと負ける、と言うのです。
次の「傷つくかも」というのは、
物理的に傷つく、というのではなく(←これもあり得るけど)
心理的に、気持ち的に傷つく、と言うのです。
これは男性の同僚から言われました。
そして女性の私には決して理解のできない物事。
つまり”プライド”。
負ける=弱い男=男の恥
なのだそうで、「腕相撲に負けるくらい、なんて事ないじゃないか!」
と私だったら思うのですが、そういうわけにもいかないらしく、
これについては全ての男性がそういう考えを持っているらしいです。
そんなくだらないプライドなんて、捨てたら?
と言いたいところですが、そんな事を言おうものなら
ぶったたかれるのかも?!
ある男性の同僚からは、
「男性が力比べで負けることは
女性が美人コンテストで負けるようなもの」
と言われました。
うーん、そう言うものなのか?
確かに美人コンテストになんて出たくもないし、
順番を付けられるのなんて、真っ平
そう考えると、腕相撲なんてしたくない、
という気持ちも分かります。
2 コメント:
女性にとっての美人コンテストと同じっていう例え、わかりやすいね。男性と女性では背負ってるGender Roleが違うもんね。
Lothlorienの記事を読んでて思い出したんだけど、うちの職場の男性もこないだ「女ってのはなんで部屋が汚いことをあんなに気にするんだ!オレの彼女は部屋が汚いと人を家に上げない。オレだったら部屋汚くても友達にあがってもらって汚い部屋で一緒にピザ食いながら楽しくフットボールみるぜ!男同士ならそうだぜ。」って言うから「だってそれ豪快で男らしくて、「あり」じゃん。でも女性がそれやってみー?がっさーって物よけて「座って」って言われて宅配ピザ出されたら、びっくりでしょ?」って言ったら、「あ、なるほどね?」って一瞬で同意してくれた。笑。
でも、てことは。。。位の上の人ばかりが勝ち進む不自然な対抗トーナメントになるのかしら。笑。
珠吉、そうそう、分かりやすい例えでしょ!私も関心してしまったよ。
ほんと、男女のGender Roleってあるんだね。おもしろい。自分的には男女の違いなんてないよ!と言いたいところだけど、でもでもやっぱり違うことは分かっているんだよね、実は。
ちなみに腕相撲大会はなくなりました。そのかわり、子供じみたゲームをやったよ(←私は参加していない(笑))。どんなゲームだったかというと、パンストに膨らませた風船を詰め込み、それを頭にかぶってトナカイのような角にしてジングルベルを歌う、という競争。早くできた人が勝ち、というゲーム。もう笑えるでしょ?そんな子供がやるようなゲームを提案する方もする方だけど、それを委員会のみんなが反対もせずにやろう!と言っているところが恐い。。ちなみにこの提案をしたのは、娘さんが入っているガールスカウトのアクティビティーを仕切っているアメリカ人女性。ガールスカウトでやるゲームとしては適切かもしれないけど、大人にやらせるなんて。。。
結局10人くらい、このゲームに参加していたみたいです。私は回りで見てました。はー、来年のパーティーでもこんな馬鹿げたゲームをやるのか?!
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