2007年9月25日

日本人と月



9月25日の今日は、中秋の名月ですね。
実はさっき日経新聞のコラムを読んでいて、
初めて気付きました。
日本人ほど月を愛でる国民はいない、
とどこかで読みましたが、
まさに日本人はお月様好き。

実は今まで知らなかったのですが、
月齢による各月の呼び名がそれぞれある、
というのに驚きました。

知らないのは非常識?
日本人であるのに、日本を捨てたも同然で(?)
海外移住してしまったから、
もう日本人とは言えない?!

簡単なところで三日月、満月、新月などは分かるのですが、
それ以外にも待つ宵いざよい立ち待ち月居待ち月
臥し待ち月
更け待ち月、などなど、
こんなに月の呼び名があるのか、と
変に感動してしまいました。

何と言っても、「名前の付け方」が最高です。
満月後は、月が出てくるのを立って待ち、
座って待ち、寝て待ち、更けるまで待ち。。。
日本ってこれでもか!というほどの
「待ち文化」だったんですねぇ。mrgreen

こんな風に季節を大事にするところが、
とても日本らしいです。
今さらながら、日本が好きになりました。
もっともっと日本文化、古典に精通してたら、
アメリカになど来なかったかも?wise

ちなみに中秋の名月であっても、
満月は実は明日。
私の住んでいるところは曇りの模様。
無月になってしまうかも。

いざよいの月(十六夜)を見れることを願って。
それでも見えなければ、立って待ち(十七夜)、
座って待ち(十八夜)、寝て待ち(十九夜)、
更けるまで待ち(二十日月)。。。
見えるまで頑張りますstar

4 コメント:

endunham さんのコメント...

私も知りませんでしたよ、そんな沢山のお月様の名前があったなんて。私も満月をみたいな~って思ってたんですが、見事皆既月食の時と同様に寝に入ってしまって(笑)残念でした~。

匿名 さんのコメント...

んふふ、見えるまで頑張るLothlorienがかわいいわー。いざよいの月、見れたかい?

私もお月様の名前、こんなにあるなんて知りませんでした。ありがと、Lotholrien!以前教科書で、どこかの島国(国名を忘れてしまった。。。)には、波や水の状態の違いを表す単語が沢山存在する、と読んだことがある。その国にとって大事なもの・身近なものには、同じものの細かい違いを表せる多くの単語が生まれるんだね?なんだかステキ。

日本=待ち文化、かぁ。奥ゆかしい国だね~、日本って、ホントに。そして「風情」のある国よね。お花見・お月見・紅葉・雪景色とかって、四季折々のものを愛でつつ1年を過ごすなんて。。。

Lothlorien(ローリエン) さんのコメント...

Endunhamさん、そうなんですよぉ。私もいろいろ名前があるのを知って、驚きました。満月の日は曇っていて見れなかったのですが、立待月を見る事ができました!

Lothlorien(ローリエン) さんのコメント...

珠吉、十五夜、十六夜とも曇っていて見えなかったけど、それ以降は見えたよ!実は私のベット、窓際に面しているので、月が出るときは月の光が入ってきて、まるでキャンプしているような感じです。月の光に包まれながら寝れる事なんて、滅多にないよね。
十七夜の月もまだまだ明るかった!
日本の待ちの文化、奥ゆかしいよね~。この話を妹にしたら、「一体何を待っているの?」と突っ込まれてしまいました。うーん、日本人て、何を一体いつも待っているんだろ?今一、分からないんだけど、それでも日本人の自然を愛でる習慣って、とても好きです。