2008年7月28日

"The 11th Hour"

レオナルド・ディカプリオがプロデュースした
ドキュメンタリー、"The 11th Hour"を見ました。
見たいな~とずっと思っていた環境問題についての映画。
タイトルに特別な意味があるのだろうか、
と思っていたら、"eleventh hour"には、
「瀬戸際の、土壇場の」という意味があることを
はじめて知りました。
まさに今私たちの状況は、土壇場。
このドキュメンタリは、様々な人々(科学者、医者などの研究者)が
環境問題についていろいろ語る、という形式で、
内容についてはとても納得するのだけど、
見るものとしてはちょっとつまらない。。。
1回見れば十分、と言う感じで少し残念でした。neutral

それでも見ていて興味深かったメッセージは、

  • 全ての種(しゅ)は99.999%の確立で絶滅する。
  • 人類が絶滅しても、地球は滅びずに今までどおり何事もなかったかのように存在する。

つまり皆が「地球を守ろう!」と言っているのはちょっと違っていて、
私たちが地球に対してひどいことをしているのは確かなのだけど、
だからと言って、それぐらいで地球が滅びることはなく、
「私たちが存在していくために、地球はある状態を保たなくてはいけない」
(例えば、気温や大気の状態、水など)からそんな事をいうのであって、つまり
「私たちが生き延びていくために、今の地球の状態を維持しよう!」
というのが本当のところなのだ、と改めて思い知らされました。surprised

いつか人類は絶滅する、という事実について。
確実に絶滅に一歩一歩近づいているのだろうけど、
その速度がここ最近になって、急速になってきているようです、
多くの環境問題によって。

ただどちらにしても数万年で生物は絶滅するのだし、
いくら温暖化が進むと言っても金星のようになるほどのレベルではないし、
数十億年経てば太陽の末期が訪れて、どの生物も地球では存在できなくなる、
らしいので、天文単位でみたら温暖化で騒ぐのは意味がないことなのか、
と、ふと考えさせられました。
ただ目前の問題もあるわけで、このまま温暖化が進めば
カトリーナレベルのハリケーンや巨大な竜巻が増え、
それによって起こりうる被害は壮大であることは確かであって。。。

「人類はとてももろく、傷つきやすい(vulnerable)」と
ドキュメンタリーで言っていましたが、ほんとに私たちはvulnerable。
水や空気がなくては生きていけない、
それもある大気成分や気圧でなければいけない、
など、生存していくための条件がいっぱい。
よくここまで生きてこれた、と感嘆です。。。eek
地球にとっては私たちはあってもなくても良い存在。
その私たちが一生懸命になって、あれやこれや騒いでいることは
地球レベルでみたら、空騒ぎ?shrug

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