2013年8月25日

感謝の1日

つい先日、誕生日でした。この歳になって祝うこともなく
何事もない1日を過ごしたのですが、
妹がこんなキルトを作ってくれました↓


早速会社の自分のデスクに飾ってます♪

妹は私の歳の数のろうそくも用意してくれていました。
ろうそくにきちんと火をつけてお祝いする事、
と言われたのですが、さすがにこの歳では数が多すぎて。。。
と思っていたら、「最後から二番目の恋」というドラマの
クリップを送ってくれました。
http://www.dailymotion.com/video/xpuf1u_saigo-kara-nibanme-no-koi-episode-10-3_shortfilms

このドラマで主人公が46の誕生日を迎えるのですが、
そのときケーキに46本のろうそくを立てられて
それを見た主人公が、「若い子ならいい、少ないからすっきりする。
46本立てるのではなく10年分を太い1本にするとか、
数字で46と書いてあるろうそくにすればいいのに」
ということを言うのですが、それを聞いたお隣さん役の
中井貴一が言うのです。

「誕生日に祝う事は2つ。
1つはあなたがこの世に誕生してきたこと。
もう1つは今あなたが元気で生きている事。
誕生日を祝うようなめでたい歳ではない、
誕生日が来るのが嫌だという人がいるけどそれはおかしい。
歳をとる事はめでたい事、素晴らしい事。
23の誕生日より46の方がずっとめでたいし、素晴らしい。
ろうそくの数はあなたが頑張ってきた証。
あなたはこれだけ頑張ってきたじゃないですか。
10年分を太い1本で、なんて大雑把なことはできない。」

というようなことを言うのです。
心にしみる台詞でした。。。

誕生日を迎える事は本当にめでたいこと。
昔はそれを当たり前のように感じていましたが、
今はそれが当たり前ではないと日々実感。

ここまで生きて元気でいられたことに本当に感謝です♪

2013年8月18日

戦う気満々

知り合いが2度目の離婚をしました。
日本では離婚が多くなったとは言っても、
まだまだ少ないと思います、アメリカに比べたら。
この国は本当に、結婚・離婚を繰り返す人が多い!

この知り合い、アメリカ在住が長いのですが列記とした日本人。
そしてお相手の方もアメリカに長く住む日本人。
お互い似た環境に住む者通し、意気投合したのでしょうが、
相手に求めていたものが自分の理想とは違ったようで、
1年ちょっとで離婚。

詳しい話は知らないのですが、聞いたところによると、
お相手の方がなかなかのつわもの。
実は相手の方は今回で4度目の離婚!nigawarai

私の知り合いは「離婚のプロだよ」とぼやいていました。。。
離婚直前に、なんと、二人の共同預金口座から
全額をおろし自分のものとしていたのです。eek
そして自己破産に追い込むんだ!と意気込んでいるそう。
戦う気満々です。

でもやっていることがくだらない。。。
最近シェパードを飼い始めたらしいのですが、
相手はそのシェパードの糞を庭にまき散らし、庭の芝を全滅させ
家を売れなくしようとしている、と言っていました。
何て幼稚な、と思います。
きちんと大人ならそのまま別れて終わりにすればいいのに
相手の人生を破滅させる、とか息巻いているそう。。。
恐いです。

離婚成立がすんなりいくことを願うばかり。star

デジタル化

私の周り、ほとんどの人がスマホを使っています。
スマホに変わってから感じるようになったこと。
それはいつでもどこでもどんな状況でも
スマホいじりをする人が多いこと!

特に最近気になったこと。
それは会議中に話も聞かずスマホいじりをしている人たち!confused
会議室の端のほうに席を陣取り、聞くふりをしながら
実は手元でスマホをいじっていました。
おそらくネットサーフィンでもしていたのでしょう。
会議進行者からはずっと離れていたので、
ばれずにそのまま会議は続行。
一人だけではなく数人がそんなことに没頭していたのです。
なんて情けない。。。sad
そんなに聞きたくないなら会議に出席しなければいいのに、
とは思うものの、全員参加の会議だったのでしょうがなく、
という感じだったのでしょう。
でもいっぱしの社会人、だらしないという印象を持ってしまいます。

もう1つは、昼休みに休憩室でスマホをいじっている人たち。
こちらは休憩時間なので悪いことは全くないですね。
今までは雑誌や本を読んでいた、という風景が
デジタル化してスマホに替わっただけ?

たくさんのものがデジタル化され、便利な世の中になりました。
物のサイズがコンパクトになった、という点では良いのかな?
本も写真も音楽も、デジタルにしてしまえばスペースを取らない!
それでも本ばかりは、デジタルよりも紙の本を読みたくなります!mrgreen

2013年8月5日

「無縁社会」

「アントキノイノチ」の本のあとがきに、
さださんがNHKスペシャルのドキュメンタリー「無縁社会」を見て
その本を書いた、と読んで、
ネットで動画を探し出し、見ました。

とても衝撃的でした。pucca_love_12
無縁社会、無縁死という言葉自体、聞くのは初めて。
誰にも看取られることなく、自治体などによって
無縁墓地に送られるような無縁死をしている人たちが
年間3万2000人もいるという事実。

血のつながりがあるのに遺骨を受け取らない人、
自宅で亡くなっているのに、身元不明な人、などなど。

正直、とてもショックでした。pika18
孤独死が増加していることはずいぶん前から承知していました。
人間、結局は一人で死んでいくので、
周りに家族がいようといまいが、関係ないのか?
と思ったりもしますが、それでもやはり寂しいですね。

そして死んでから親戚からも拒否されてしまうなんて。。。
でもそれはその人が生きている間に、「縁」を大切にしなかったから
「無縁」になってしまったのか、と考えると
自業自得なのでしょうか。。。

確かに今はお隣さん・近所との交流がなくなってきている世の中。
隣に誰が住んでいるのか知らない、という話も聞くくらい。
私たちは本当に「縁」のない暮らしになっています。

以前観た映画、「INTO THE WILD」にもあったように、
"Happiness is only real when shared"
(幸せは共有して初めて本物である)
のだと私は思うのですが、今の世の中の人、特に若い子は
そういう風に思わないのでしょうか。。。
人と付き合うことが面倒なのか?
確かに面倒ごとはあるかもしれないけど、人と接触しない分、
幸せも逃しているのではないかな、と思ってしまいます。

やはり、人は人とのつながりが必要!
だと強く思います!
Let's 脱「無縁社会」!yaruki

2013年8月3日

「アントキノイノチ」

さだまさしさんの「アントキノイノチ」という本を
友達から借り、読みました。
とても感銘を受けました。久しぶりに。

主人公が心の病にかかり、高校を中退、
その後遺品整理の仕事を紹介され、
そこで出会う人々に心を癒されていくという物語。

主人公を優しく見守るお父さん、遺品整理の仕事場の人たちや
居酒屋のゆきちゃんに励まされながら、
また生きようと決心する主人公。

さださんの描写は的確で、どっぷりその世界にのめりこみました。

最近は滅多に本を買わない・読まない生活でした。
ミシガンに来た当初は生意気にも、「英語の本しか読まない!」
と言って英語の本ばかり。
ここ何年かは日本語の本も読んでいましたが、
ずっとノンフィクションばかりでした。
なので日本語のフィクションは10年以上ぶり!
はじめは読みきれるかしら?と心配でしたが、
そんな心配は無用でした。

ちなみに、恥ずかしながら、私は今回の本で初めて
さだまさしさんが小説家でもあったことを知りました!
さだまさしというと、『北の国から』を思い出します。。。
懐かしいな。。。star