2014年10月19日

入れ替わり立ち替わり

今の会社は日本に親会社を持つ日系企業。
過半数はアメリカ人ですが、それでも日本人もそれなりにいます。
トップはやはり日本人なので、会社の倫理、方向性などは
日本のやり方。

日本の会社は欧米企業に比べると、
ほとんど従業員を解雇することはないと思います。
2009年のリーマンショックのとき、うちの会社もダメージを受けました。
でも従業員を解雇する、という方針ではなく、「皆が一緒に給料カット」
という方法で、なんとかその危機を乗り越えました。
「従業員を解雇しない」という方針で、
私も助かったことがあります。
私が怪我で半年以上、会社にいけなかったとき、
「いつになってもよいから、元気になって会社に戻れるまで待つ」
と言ってくれました。普通の欧米企業なら、即、クビでしょう。
半年も会社に来れないなんて、戦力外でしかないですから。。。

従業員をなかなか解雇しないこと、
それがいつも良いことにつながるわけではありません。
先週、ある従業員がうちの会社を辞めていきました。
その彼が属するチームは、いつも人が辞めていきます。
入れ替わり立ち替わり。
辞めていく理由の1つが、そのチームに属するある従業員。
その方から受けるモラルハラスメント(精神的ハラスメント)のせい。
でもトップの人はそれが理由の1つだとは知らないようです。
その方は裏表が激しい人。上司には良い顔をします。
一応仕事は真面目にやっているし、そして結構長く勤めているから、
日本企業としてはそんな方をクビにすることはできないのでしょう。
でもここでその人をクビにすれば、今後そのチームの人は
辞めていくことはなくなるのになぁ、なんて思ってしまいますwise

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