今、「Salt Sugar Fat」という本を読んでいます。
日本語にも訳されているようです↓
フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠
本の内容↓(amazonより)
かつて日本で「やめられない、とまらない」というキャッチコピーで、一世を風靡したスナック菓子がありましたが、加工食品の世界企業はいま、消費者が自社の食品を買い続けるように、さまざまな“トラップ"を製品に仕掛けています。
私は、本書執筆のための調査中に、機密扱いのさまざまな業界記録を入手した。そこには、食品メーカーが綿密な計算のうえでこれらの原材料を使いこなしている様子がありありと示されていた。たとえば、「飲みたい!
」という気持ちを起こさせる新しい清涼飲料を開発するには、「至福ポイント」を見つけ出せばよい。糖分や塩分や脂肪分の配合量がある値にぴたりと一致して
いると消費者が大喜びするというポイントがあり、業界内部の人々はこれを至福ポイントと呼んでいる。
(本書プロローグより)
至福ポイントはその一例です。
本書は、巨大食品企業が売り上げをのばすために行っている驚くべき製品開発やマーケティングの実態と、ライバルとの激しい競争や株価対策などで健康的な製品
を出したくても出せないジレンマを当事者への徹底的な取材と内部資料により、解き明かした迫力あるノンフィクションです。健康に関心のある消費者、小さな
お子さんがいらっしゃる方、食品業界の方や、マーケティングに関心のあるビジネスパーソンには必須の内容です。
昔から「加工食品は体に良くない」のは知っていたのですが
どう体に良くないのか、そこに興味がありこの本を読み始めました。
そして読んでいるうちに、加工食品以外の事でも分かったこともありました。
なぜアメリカ人は料理をしないのか。。。
一般的なアメリカ人家庭では、ほとんど料理をすることはありません。
まともな包丁1本持っていない家庭もあるほど。
私もホームステイの経験がありますが、そこで出された食事も
料理をした、というより、温めただけというような食事が多かったです。
別にそれがめちゃくちゃまずいということはないのです。
食品会社が研究に研究を重ね加工食品を製造しているので、
私達はそれを美味しいと思うのです。
美味しいのですが、体には良くない。。。
糖分や脂肪分、塩分が高め。
アメリカ人の3分の2が肥満体型なのも納得です。。。
なぜアメリカ人は料理をしないのか、実はそれが
女性の社会進出に関係あるようだと分かりました。
アメリカ人は日本人に比べ、共働きが多いと思います。
子供ができても社会に出て働く、そんなお母さんたちは
料理をしている時間などないのです。
キーワードは「Quick and easy」。手早く簡単に用意できるもの、
働く女性にとってはとても有難いものです。
私も働いていますが、平日はほとんど家事をする暇などありません。。。
それでも健康のことを考えると、使わないのがベスト。
加工食品、できるだけ使わないよう努力しようと思います♪
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