先日、中国生まれ、中国育ちの日系3世の方に会う機会がありました。
その方の祖父母が日本から台湾に移住し
お父さんの代で中国本土に移ったようです。
彼自身、大学を出るまで中国にいましたが、
その後日本に移り、今は結婚してアメリカ在住。
日本語は話せますが、3世ともなるとやはり外国人の日本語。
なまりがあります。でも国籍は日本。
やはり中国で生まれ育ったせいでしょうか。
考え方、振る舞い、外見、どこからどう見ても、
私には中国人にしか見えませんでした。
その人が何人であるか、は何で決まるのか。
最近よく思うのですが、やはり「生まれ育ったところ」が
その人のアイデンティティーを決めるような気がします。
彼の場合、いくら国籍が日本とはいっても
生まれ育ったのは中国なので、私からみるとりっぱな中国人。
最近私の会社に入ってきた、日本人を両親に持つアメリカ人従業員は
やはりアメリカ人だと感じます。
実はその中の一人が、どこからどうみても「アジア系アメリカ人」
にしか見えず、自己紹介のときに英語で自己紹介してしまいました。
日本語が話せる、と後から知って驚いたくらい!
「環境が大事」と書きましたが、
特に人格形成される若い頃にどこで育ったのか、が
1番重要なのかな、と思います。
実は私、母が在日です。でも日本で生まれ育っているので
韓国のことなど全く分からず。。。
特に興味もないため、行ったことすらありません。
機会があったら行ってみたいな、とは思うものの、
そこまでその欲求が強いわけではないので
その他の行きたいところにいつも旅してしまいます。
そんな私ですが、人生の半分がアメリカ在住となってしまいました。
時が過ぎるのは早いものです。。。
人生の半分がアメリカなのですが、アメリカ人には
なれないです。(別になりたいとも思わないですが)
アイデンティティーを決めるもの、人それぞれだと思います。
でも私の場合、
『日本で生まれ育っているので、日本人以外の何者にもなりえない』
というのが結論です。
この先何年アメリカにいようとも、それは変わらないでしょう。
でも私の友達からみたら、私はアメリカナイズしてるから
りっぱなアメリカ人、なんて言われてしまうのかもしれませんが。。。
アメリカにいると様々な人に会う機会があるので
いろいろ考えさせられます。
アイデンティティーの問題、おもしろいです♪
0 コメント:
コメントを投稿