2009年11月21日

『愛と復讐の大地』

再び、青山氏の本です。
読み始めたら止まらなくて、
あっという間に読んでしまいました。
この本は今までに以上に止まらなかった。。。wise

著者がインドで間違いから逮捕され、
刑務所にいれられるという、
それまで予想もしなかった出来事が
次々に降りかかった体験談。
(でも実は全てのことはアガスティアの
葉の予言やシヴァ神の予言に書かれて
いたことだったのですが。。。)

その出来事もさることながら
インドでそんな酷い目にあっていながらも
それでもなおインドを愛し、向かおうとする心意気に
圧倒されました。
何かを愛するということは、
良いところだけではなく
悪いところも含めて全てを愛さなければいけない、
というような事が書いてあって、
まさにこの方はインドで地獄を見ながらも、
なお愛することを辞められなかった。。。

最後の彼の言葉、とても印象的でしたstar

私にはこの国の底知れぬ神秘も、栄光も、
未だ分かってはいないのである。
そしてまた、あのようにして見事に人を
裏切る事のできる人びとを宿すこの大地の
悲哀も苦痛も、本当には分かっていない。
それらを分からずして、私は今まで、
一体何を考え、何を語って来たというのだろうか。

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