共和党の大統領候補者たちのTVコマーシャルが最近すごいです。
これはもちろん、今度の火曜日がミシガン州の大統領予備選だから。
候補者みんなが頑張っているわけではありません。
ミシガンで大して票を取れないと分かっている候補者たちは、
もうすでにミシガンを見捨ててます。
ここでお金を落としても(キャンペーンにお金をかけても)
無駄ということで。
その中で、今回ミシガンで頑張っているのは2候補。
ロムニー候補は父親が以前ミシガン州知事だったということもあり
ミシガンではなかなか人気がある模様。
ただネックはモルモン教徒ということでしょうか。
キリスト教徒以外からみると(私とか)、
モルモン教もキリスト教の一部と考えますが
アメリカ人のキリスト教徒(カトリックやプロテスタント)からみると、
モルモンはキリスト教とは考えられていないのです。
アメリカ、実はかなりの宗教国家(だと私は思っている)、
それもほとんどキリスト教徒なので
異教徒が大統領になるのは、はっきり言ってかなりのハードルです。
もう一人の候補者、サントラム氏、実は私、まったく知りません。
どうせ選挙権ないですし、興味もなし。
そのTVコマーシャル、何がすごいかというと、
自分の宣伝のCMなら分かりますが、
敵の候補者をけなすCMが堂々と流されるところ。
たぶん半分以上はこれら、ネガティブCMです。
それも誰がそのCMを作成したか、分からないようにしています。
貶めたい候補者の悪いところだけをとりあげて印象を悪くし、
自分の宣伝のCMは別に流す、というのがこちらの選挙戦術。
いやらしいですね、政治家は。
こんなのを見てしまうと、選挙権があったとしても、
投票なんてしたくないなと思ってしまいます。
2 コメント:
アメリカの大統領選挙は、こちらでもニュースなどで取り上げられています。
ロムニー候補がモルモン教徒で、それが障害になるのではないかということも、情報番組でやっていました!
ネガティブCMも、時々TVで取り上げたりしますが、日本の国会での与野党の揚げ足取りと同レベルかそれ以上の酷さだと思います。
今ちょうど、"The Good Wife"を放送していますが、ちょうど州検事の選挙戦が終わったところで、選挙中はやはりネガティブCMが出てきてました。もう、完全に足の引っ張り合いですよね。大の大人がネガティブCMに右往左往させられて、ちょっと笑えました。
でも、これが現実の、しかも大統領選挙となると笑えませんね(^_^;
TVやネットで流されたら、嫌でも目に入ってしまうし、見てしまったらやっぱり影響されてしまうかもしれないし・・・。
ざっくりしたまとめになっちゃいますが、アメリカって不思議な国です・・・ホント。
のぼこさん、日本でもアメリカ大統領選は気になるところなんですね〜。ロムニー氏の宗教のことまで番組でやってたなんて、ちょっと驚き。でも宗教国家のアメリカ、宗教の話は抜けないですね。
日本の国会も揚げ足取りなんて、あるんですね。政治はどこでも同じなのか?足の引っ張り合い、笑えるけど大の大人がみっともないって思ってしまいます。特にアメリカ、露骨です。
最近は前と違って、アメリカの嫌な面ばかり目についてしまいます。日本を離れてはじめて日本の良さを認識しているという感じ。遅いですよね。。。
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