アメリカに住む外国人に必ずつきまとう問題、それがビザ問題。
永住権を持たない外国人がアメリカに住むにはビザが必須となります。
学生なら学生ビザ(F1ビザ)、
働く人は就労ビザ(H1Bビザ、Lビザ、Eビザ)
などなど
アメリカという国は世界中から人が集まって来るからでしょうか、
ビザ取得は並大抵ではないようです。
つい先日、その現実を思い知らされました。
うちのオフィスにもたくさんの外国人(=大学を卒業した留学生たち)
が働いています。
大学を卒業すると12-17ヶ月のPractical Training期間が与えられるのですが
この間に就労ビザのH1Bを取得しなければいけません。
昔はH1B申請は誰でも出来たのですが
(許可が下りる下りないは別にして)、
なんと最近ではまず初めに抽選があるとか。
H1Bビザ発行には上限があり、毎年その上限の2倍の申請があるらしいです。
だからまず抽選で落とすということなのでしょう。
うちのオフィスでもその抽選に落ちた方がいました。
ただエンジニア専攻の人は2回までそのトライができるとのこと。
来年の抽選にかけるようです。
自分の実力とは全く関係ないところで落とされてしまう、
何とも悲しいことです。。。
さらに別のケース。
H1Bビザは最大6年まで有効なのですが、
もうすぐその6年が経つという方のケース。
今までなら6年経つ前に会社がグリーンカードの申請をして
永住権の取得を助けてくれるのですが、
最近はそう簡単にはグリーンカード申請できないようになっているようです。
この方の場合、ネックになったのは
「基準となる給与」が支払われていないから。
職種ごとに基準となる給与が決められ、
会社はそれ以上の給与を支払わなければいけないのですが、
その「基準となる給与」があまりに高く、グリーンカード申請は不可に。
グリーンカードではなく、別のEビザを取ることになったのですが
なんと、その面接で落とされてしまったのです!
理由は不明です。その人がこの会社に必要ないと判断されてしまったので
ビザ却下になってしまったのでしょうか。。。
こちらも残念な結果となってしまいました。。。
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