1921年に公開されたチャップリン映画、「The Kid」を先週観ました。
1つ前の投稿に書いた、ミシガン大で行われている
小津安二郎監督のサイレント映画のイベントの1つです。
その日は小津監督の「突貫小僧」という13分の短編映画に加え、
チャップリンの「The Kid」の上映が一緒にされました。
チャップリンと言えば、あのシューズ、帽子、そしてステッキ。
とイメージはすぐ湧くのですが、実はチャップリン映画、
観た事はありませんでした。
(文学少女では全くありませんでした
)
今回の映画のあらすじ↓
私生児を生んだ若い母親(エドナ・パーヴィアンス)は、不安に駆られ、金持ちの車の中に赤ん坊を置き去りにする。しかし車は盗まれ、赤ん坊は途中で捨てられてしまった。通りかかったチャーリー(チャーリー・チャップリン)が成り行きでこの子を育てることになる。
ふとしたことで捨て子を拾って育てるハメになった浮浪者チャーリーが、やがてその子と実の親子以上の強く深い愛で結ばれるまでを、笑いと涙で描いた、チャップリンの演出芸術が素晴らしい傑作。
コメディですが、チャーリーと捨て子の愛情も描かれ
じわっとくるシーンもありました。
それにしても印象的だったのは、昔の役者さんは
体を張って演技をするところ。
昔の映画は今のようにCGがあるわけではないから、
何でもそのままやらなくちゃいけない。
そう考えると、昔の役者は今の役者よりずっとタフだったのかな〜、
なんて思ってしまいました。
4 コメント:
チャップリンの映画は私も見たことないです。
何かの特集で部分部分ちらっと見た程度の知識しかありませんが
彼は一度、ハリウッドから追い出されてしまうんですよね。
辛い想いをして何年だか何十年経ってハリウッドに再び
呼び戻されるんですがその時のアカデミー賞の映像は感動ですよ。
彼は音楽の才能もありますよね。
rickiyoさん、チャップリンが、ハリウッドから追い出され、その後呼び戻される、なんてエピソード、全くしりませんでした!その時の映像、探してみますね♪
チャップリンは音楽の才能もある、というのも初耳です!私は映画しか知りませんでした。rickiyoさん、物知りです!
チャップリンの映画好きです!!と言っても、何本かしか観ていないですが。
「モダンタイムス」「黄金狂時代」「独裁者」「ライムライト」「キッド」などですが、どれも笑えて泣けて、時には考えさせられてって感じですよね。
チャップリンのコミカルな動きとは裏腹に、ストーリーはどこか切なくて、表情も物悲しかったりして。
あ~、なんかまたチャップリンの映画を観たくなりました。DVD借りよう!!
やっぱり、いいものはいつまでも色あせないですよね(^-^)
のぼこさん、すごいたくさんのチャップリン映画を観てたのですね!
どれも笑えるけど泣ける映画だったのですか。
勘違いをずっとしてました。チャップリン映画はただのコメディ映画だと思ってました。今回のキッドもそうだけど、大きな勘違いでした!
現代のただ大笑いさせるだけのちょっとおバカ映画と一緒にしちゃいけませんね。
チャップリン映画はやっぱり世界で評価されているだけありますね。DVD借りてきてたっぷり堪能して下さい!!
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