2007年5月21日

アメリカナイズ パート2

昨日の続き。

”友人関係を壊したくないなら、お金のことは一切に口にしない”
と主張されたとき、実はそれはもっともだ、と少しは思いました。

実は私、お金のことがきっかけで、友人を失ったことがあるのです。

以前は、“友人関係とお金を混同してはいけない“
と思っていました。
だからある友人からお金を貸してくれと言われたとき、←かなり大金
正直、友人間でお金の貸し借りはしたくないと思い、断ったのです。

でも後からよくよく考えてみたら、
彼女との友情を保持したいがために、お金を貸すことを渋ったのではなく、
私の心の奥深くに、彼女に対するいろんな不満が貯まっていたのです。
そして彼女がお金を貸してという理由にも納得できず、
私と彼女は考え方があまりにも違うのだ、と気づきました。

だから私が断ったことをきっかけに友情が壊れたのではなく、
そのようなことを正直に言って、
その結果友達でいることを止めたのです。

こう言うと“オールオアナッシング“の状態で、
あなたにお金を貸せるから、あなたは私の友人、
あなたにお金を貸せないから、私にとっては友人でない、
と、二者択一になってしまい、
それはそれで極端だな~とも思うのです。

人間関係はいろいろあって、2タイプのみに分ける事は不可能。
だから私もいろんなレベルの友人がいるのですが、
でもやっぱり、いつでも自分の気持ちに正直に、
これが私のゴールです。

3 コメント:

匿名 さんのコメント...

お金を貸したいと思えなかった自分の心の奥に彼女への不満を見つけたLothlorienのことをすごいなー!って思ったの、今でも鮮明に覚えてます。この件を通して信頼の欠如や価値観の相違に気付けたLothlorienは本当にすごいよ。

あれから何年も経ち(笑)気付けば私も、相手にどれだけのことを「したい」と思えてるか、が、大事な「気持ちのバロメーター」の1つになりました。自分で自分をConvinceして人間関係を保とうとしてしまうこともあったりするけど(少なくとも私はある。笑)案外こういう素直な、内からの反応って、自分でも気付かなかった自分の本当の気持ちを反映しているものだよね。

Lothlorien(ローリエン) さんのコメント...

珠吉、そう言ってくれるとありがたい!悪いことしたかな、とあの時は思ったけどね。
でも今は全然そんなことない。って前にも話したよね?
ちなみに、自分をconvinceして人間関係を保とうとすることがあるって、これは一体どういう状況だったのかしら?嫌々ながら関係を保つ努力をしていたの?それはなぜ?それとも何となく関係を保とうとしているだけ?
内からの反応って、ほんとに自分ではなかなか気づかない真実の気持ちだと思います。これを素直に受け止めるのが時には大変なこととかもあって、だから私にとって、自分の正直な気持ち、思いなどをそのまま受け止められる人、尊敬してしまいます。私はまだまだ努力が足りない。。。自分の表面の気持ちのほうに身が入ってしまって、そんなことない!と自分の中で葛藤してる(笑)

匿名 さんのコメント...

自分をConvinceして、とは。。。「あれ?シックリこないな?」と例えば思った時に「でもそんなはずないぞ?ずっと仲良く楽しくやってきたじゃないか?!」って思ったり、思おうとしたりしちゃう、ってこと :) 1つの人間関係を断ち切るってことは「良さも悪さも」いっぺんに失うってことで、良い部分を失うのが辛い時、悪い部分を見たくないと無意識に思ったり、と言う意味。嫌々関係を保とうとしたり、なんとなく関係を続けたり、はさすがにしない。でも「好き」が残ってる「嫌い」な関係と上手に距離をとれないで、悩むタイプの人間なんだよね、私。笑。自分の気持ちにちゃんと責任持てるようになって、心のままに、自分も相手も縛らずにいけるようになるのが目標です。