2007年2月25日

An Inconvenient Truth 〜不都合な真実〜

「地球の温暖化により、地球が危機に瀕している」

ドキュメンタリー映画、不都合な真実のメッセージです。
過去何百万年もの間、地球の平均温度はアップダウンがあったものの
ほぼ一定に保たれていました。
が、ここ数十年の間にその温度は以上なほどに上昇。
そのために北極、南極の氷が解け始め、氷河が徐々に消えていきました。
そして全世界で起こっている異常気象現象。
数多くのハリケーン、台風、洪水、旱魃。

この映画では、私達の地球がこの温暖化により
どれだけ大きな影響を受けているのか、
そして何が原因であるのか、それをアメリカの元副大統領
(元大統領候補でもあった)アル・ゴアが伝えています。

地球の温暖化、それはまさに”温室効果”が元で起こっているのです。
私達が排出する二酸化炭素が地球の大気中に閉じ込められ
気温が上昇する現象。
私が”温室効果”というものを聞いたのは、もう何年も前のこと。
あの頃は、「そんな現象が起こるんだ」と思ってお終い。
それが今になってかなり大問題になっていることに
気づかされました。

たぶん多くの人達は、「この地球が今すぐ住めなくなる訳じゃない」
と思っているはず。平均気温が多少上がっても、特に私達の生活に支障はないから。

でもこのままのペースで二酸化炭素を排出し続ければ、
確実にこの地球体系が壊され、植物、動物たちは絶滅してしまうのです。

「今大丈夫だから」と言って、目をつぶるのは
なんて無責任な事なんだ、と痛感しました。

私達が住むこの地球は1つきり。
この地球がぼろぼろになってしまう前に、
もっと多くの人がこの問題を認識し、
少しずつでもいいから一人一人が努力を重ねていってくれたら
という願いを込めて。。。

以下、”私たちにできること”、をウェブサイトから抜粋しました。
家庭でできる二酸化炭素排出量の削減方法です。(詳細はサイトを参照して下さい)

1.白熱電球を電球型蛍光灯(CFL)に交換する
2.冷暖房を夏は高めに、冬は低めに設定する
3.ボイラーやエアコンのフィルターを清掃、交換する
4.タイマー機能のついたサーモスタットを設置する
5.電気製品を購入する際には省エネルギー対応モデルを選ぶ
6.お湯をなるべく使わない
7.使っていない電気製品のスイッチを切る
8.使っていない電気製品のプラグを抜く
9.食器洗い機は容量一杯にして省エネルギー設定で使用する
10.家屋の気密性を高める
11.家庭でのリサイクルを心掛ける
12.再生紙利用商品を購入する
13.グリーン電力に切り替える
14.冷凍食品ではなく生鮮食品を購入する
15.地元の農産物直売所を支援する
16.できるだけ有機食品を購入する
17.過剰包装商品を購入しない
18.徒歩や自転車、公共交通機関の利用などでマイカーの走行距離を減らす
19.タイヤの空気圧を適正に保つ
20.車を買い替える際には燃料効率の良いモデルを選ぶ

4 コメント:

匿名 さんのコメント...

不都合な真実、見ようと思います。Yoginiの気付きと、その直後に「今できること」をリストアップしたこと、素晴らしいと思いました。6番14番19番が温暖化緩和に貢献できるとは知らなかった!ありがとう!

アルゼンチンの大洪水の時、カロリーナからのメールを読むのがすごく辛かった。あの大洪水も地球のこちら側の私達がやってる行動と無関係ではない、ってすごく思った。最近アメリカでもハリケーンとか洪水とか、本当に大きな被害が出ているよね。

毎年友人数名で「今年の抱負」を報告しあうんだけど今年の私の抱負の1つは食料品を買う時「エコバックを使う」にしたんだ。今年習慣にしてしまってずっと続けて行こうと思ってるよ。最初はバックを車に積んでるのに店内に持って入るのを忘れちゃったりしてたんだけど最近習慣になってきた。コンビニでも「袋要りません」と極力言うようにしてる。紙は両面使う、リサイクルできるものはする、プラスチックスプーンは洗って再利用、割り箸や使い捨てプレートを使う機会を減らす、温度を調節する、ゴミを減らす、無駄なものを買わない、電気をこまめに切る、緑を大事にする、そういう運動に募金する、とか、出来ることを私も心がけてる。「私これだけやってます!」と言いたいのではなく、こういう方法もある、とどこかの誰かに思ってもらえるかも、と、このトピックに関しては暑苦しいくらい語る私。長々と失礼しました。

皆で今出来ることを頑張って、地球を守って行きたいね!

Lothlorien(ローリエン) さんのコメント...

長いコメント、ありがとう。私もまだまだ燃えてます!暑すぎるくらい!日本語だけじゃいけない、と思い、今日のブログは英語で今回の題材の事、書きました。
さすが珠吉、ものすごくやってるよ!えらい!恥ずかしながら私、つい最近まで全くリサイクリングしてませんでした。アメリカに来て、ゴミは全部1つの袋にまとめて出してOK、というのに慣れていて(ただの言い逃れ?)、日本のようにわざわざゴミの仕分けなんてしていなかったの。始めたのはここ数ヶ月です。暖房の温度を出来るだけ低めに設定、というのは去年からやっていたけど、これはただ単にガス代が倍になってしまったからだけ、というこれも恥ずかしい理由。今は少しずつ学び、私たちにできることは何なのか考え実行できることはやっています。
珠吉がやっていることをいろいろ書いてくれたの、他の人にも読んで欲しいな。単純に、いろいろ出来る事があるんだ、というのを多くの人に知って欲しい!今の私は真面目すぎるくらい?真剣にこの問題に取り組んで行こうと思っています。ちょっと出だしが遅かったけど、その分頑張ります!!

匿名 さんのコメント...

ほっ!良かった。。。この問題については関ジャニエイトのメンバーも日記で思いを書いてくれるんだよ。彼らの日記の感想を書くつもりが、気付くと自分の思いを延々と語りだしたりして(笑)そんな熱~い日記が珠吉日記に紛れてます(笑)日本人って、私の勝手なイメージだと、どちらかというと真面目に語るのとか、語られるのとか、嫌がる人が多いような気がするけど、でも、読んでくれた大部分の人に嫌われたって、一人でも「これ、やってみよう」って思ってくれる人がいるかもしれないから、その方が私には大事。これからもこの暑苦しさは変わらないと思われる。笑。暑~い人がここにも1人いて、嬉しくなりました。しかもYoginiだし、心強い仲間だ!笑。

ううん、それ、言い逃れじゃないと思うよ。私のアメリカ人の同僚もリサイクルへの意識ほぼ無い(笑)多分アメリカは土地も広大だし、直接的な被害を肌で感じる人が今まであまりいなかったんだろうね。一昔前の日本だってそうだったもんね。ゴミの分別や有料化(指定袋でないとゴミだしできないから、袋代を払うシステム)は日本では大分前から始まってるけど、その分別に「日本人は細かすぎる」とか、ブーブー文句言う同僚が多いので、そういう人は珠吉にとっつかまって「プラスチックを燃やす時に出るガスが地上に降って、毒素が吸収されたほうれん草を私達は知らずに食べてたんだよ、その問題を解決する為に分別が始まったんだよ」とか「お台場はゴミで出来た場所なんだよ、日本は海にまで進出してゴミを捨てないといけなくなってしまったんだよ」とか聞かされるの(笑)これって日本に住んでる日本語の分かる人なら誰でも知ってること(一時期テレビでこればっかりやってた)だけど、アメリカ人に言うと必ず「君は物知りだね!」って驚かれるので、国が違うと知ってる情報の分野も全く違うことがあるんだなー、って思う。アメリカ人は「良いことをしたい」と思って、それを気恥ずかしがらず堂々と出来る人が多いから(これも私のイメージ。笑)、理由さえわかれば一生懸命やる人が多いよね。

最近「プリントだそうか?」って言われると「いい、メモるから」って裏紙に書き留める私の目的が、紙を一枚セーブすることと見抜いて、ニヤニヤ顔で「ははぁ、リサイクリング・クイーン様」て言う上司(笑)

また長くなってしまった。笑
英語の方も、明日また来て読ませていただくねー。Have a nice Tuesday there!

Lothlorien(ローリエン) さんのコメント...

私も何となく、日本人が真面目に語られるの苦手っていうの、分かるような気がします。だから私のブログとか、読んでもらえないようなものかも。でも私は書きたい事があって、主張したい事があって、それが真面目であろうとどうであろうと、書くべき物だと思っているから、ひたすら、誰にどう思われようと書き続けてます。
珠吉、リサイクルクイーン、なんて呼ばれてるのね。素晴らしいよ!その調子で、みんなにもリサイクル精神が伝わると良いね。