2007年9月24日

Journeyワークショップ

Journeyワークショップに、今週末参加してきました。
朝9時から夜8~9時近くまでという、かなり内容の詰まったセミナーでした。

行く前はどうしようかずっと迷っていたのですが、
最終的には行くことを決意。
その後の感想は。。。?
「勇気を出して行ってみて、良かった!」と思いました。
似たような他のセミナーにも参加したことあるのですが、
今回のセミナーの方がずっと良かったです。

さて、一体何のためのセミナーだったのかと言うと
簡単に言ってしまえば、
「自分の中に貯まった、解決できていない感情などを
全部出し切って、未解決であった物事・感情に
終止符を打つためのテクニックを学ぶ」
ためのセミナー。

別のポストにも書いた事がありますが、(6月14日分7月25日分
未解決の物事・感情って、私達が忘れてしまっても
体の細胞に蓄えられてしまうのだそうです。
(興味のある方は、"Molecules Of Emotion"という本に
詳細が説明されています。)
体がそれを覚えているので、結局それが元で
体のどこかに支障をきたしたりする事もあるとか。

このセミナーでは、それらを全て吐き出す方法、
そして終止符を打つ方法を学びました。

でも実はこのテクニック、「未解決の感情」だけに
使えるのではなく、自分が勝手にたててしまった「誓い」
にも応用できるのです。

例えば。。。
これは、このワークショップを始めた
Brandonさんの例なのですが、彼女が前の夫から
離婚してくれ、と言われたとき、
ひどい腹痛に見舞われたそうです。
ですが、「離婚」についてはもう数ヶ月前から
承知していて、彼女の中ではきちんと
受け止めていたのですが、それでも
その腹痛は治まらなかったのです。

その後テクニックを使い、何が原因でその
腹痛が起きているのか確かめたところ、
実は彼女が小さい頃にたてた誓いが
原因であることを発見しました。
その誓いとは
”私はいつか素晴らしい男性と巡り合って、
幸せな結婚をし、その人と生涯をともに過ごすんだ!”

離婚する、ということはこの誓いが破られることであり、
この誓いをたてた小さい頃のBrandonさんには
納得がいかなかったのです。それが腹痛として
体に現れてしまったのです。

こんな風に、私達もいろんな場面でいろんな
”誓い”をたててしまい、その誓いのせいで
それぞれの"可能性”に歯止めがかけられて
いたりする事が、山ほどあるのです。
その、"私達の可能性を狭めてしまう誓い
を打ち破るためにも、このテクニックは使えるそうです。

なかなか興味深いセミナーで、役に立つものをいろいろ
学んだのですが、正直なところ、私にはとても難しいものでした。
まず、自分の感情と真正面から向かい合う、というものに
慣れていないのが1つ。そして自分の感情を探し出すのに
慣れていないのがもう1つ。
日本生まれ、日本育ちの私は、いつも感情を表に出さないように
育てられたので(私の環境がそうだっただけ?)、
「今、どんな感情があるのか?」と言われても、
うーん、と悩んでしまうのです。sad
でもこのセミナーでは、まずその感情を把握するところから始まるので、
その感情が何なのか分からないと、全く前に進めないのです。。。
セミナーで、ペアになって実際にテクニックを練習してみたのですが、
結局、十分に自分の感情を把握できないまま、進めてしまいました。
あとは、他人に自分の感情をむき出しにしなくてはいけない、
というのに、かなり抵抗を感じましたね。。。
こういう事って日本人、慣れてないですよね。

ちなみに、普通のセラピーと同じようなものと
捕らえられてしまいがちですが、実は違います。
たぶん感情を吐き出して処理する、のは似ていると思うのですが、
このテクニックでは、吐き出された物事・感情についての
分析は全く行いません。
その感情がどのように生じてしまったのか、は関係ないのです。
吐き出された感情がどこに行くのか分からないように、
その感情がどこから来たものなのかも分からないから?
なのだと思います。

何にしろ、得る物はとても多かったセミナーでしたstar

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

ワォ。12時間とは、Intenseなワークショップだったね!でもすごく得たものが多いんだね。それはきっと、勇気を出して行ったLothlorienへのご褒美だね。

私もLothlorienに同感、少なくとも私達世代の(笑)日本人は自分の感情と向き合う術を教わらず育つ人のほうが多いと思う。それよりも周囲の人の感情とかにアンテナを張るよう教わるような印象。

自分の思う「自分の気持ち」より更に深いところに「自分の知らない自分」があるよね。
日本人が自分のIdentityをアメリカ人ほど見つめないのは(あくまで私の個人的な意見だけど)日本に住む日本人には合っているような気もする。言動の動機が自分の中にある(個人主義)時ばかりではなく、属するグループへの義理・責任(言葉は悪いけど)から生まれてたりもしてて(集団主義)自分のストレスがどこから来てるかをたとえ突き詰めても、それを変えたり切り離したりしにくい社会(個人のNeedsを優先すると無責任とか非情と取られるよね)なら、色々とうやむやな方が心の平穏やグループの「和」が保てるんだろうなー、と思ったりする。そして私がジャニーズにはまる理由の1つは(出た。またそっちへ行く。笑)特殊な環境にいる彼らが、自分自身と常に向き合ってる勇気ある人達で、私がそういう人達をすごく尊敬してるからだろなと思ったりします。

だいぶ話が逸れちゃったけど(笑)得るものが多いセミナーに出会えて、本当に良かったね!最初は違和感のある作業でもLothlorienのことだもん、きっとメキメキ上手に、自分の気持ちや他人の感情と向き合えるようになるね。

Lothlorien(ローリエン) さんのコメント...

珠吉、そうだよね、そうだよね!やっぱり自分の感情に向き合う事を学ばずに、周りにばかり気がいってしまっていっているよね。何かおかしい。。。
「自分の知らない自分」があるんだろうね。今でも分からないんだけど。
言動の動機が社会にある、というのはとても興味深いものです。そういう風に考えたこと、ありませんでした。でも言われてみると、とっても納得。自分の意見が本当に自分個人から出ているのか、というよりは、やっぱり周りに影響されて出てくる事の方が多いような気がします、私も。
言動の責任が社会にあると、切り離しにくい、かぁ。。。うーん、なるほど。今更ながら、アメリカ人の言動と日本人の言動の違いを感じました。どちらが悪いわけではなく、お互いにうまくやっているんだなぁって思います。

ジャニーズの方達がそんな人達だとは思ってもいなかったよ(笑)何も知らないから勝手に想像していただけだけど、その他の芸能人の人達と変わりはないんじゃないか、なんて思ってた。ひどい?!ごめんねー。でもそういう風に尊敬できる、look upできる対象がいるというのは、心強いね!

セミナーでは、自分で勝手に「十分に自分の納得いくまで、プラクティスできなかった」と思い込んでいたわりには、自分が少しずつ変わっていっているような気がします。ほんとに少しずつなんだけど、でも、これってセミナーのおかげ?と思い始めました。このセミナーについていくつか別々のポストを書いたけど、本当にためになったよ!